大学3年生にもなると、かなりの学生が意識し始めるのが就職活動のことです。
学校を卒業した後の進路のことを、気にしないというのは非常に難しいことです。

また、昨今の新卒の学生の就職活動状況は、決して明るいものとは言えません。
そうしたことを考えると、「就活について考えるだけで、ブルーになってしまう」という方も多いのかもしれませんね。

就職活動は自分が希望した企業から「ノー」を突きつけられる機会も多いものです。
勇気を出して、相手に「告白」し、良い返事がもらえるよう自分なりに努力を重ねたのに・・
あっけなく「ノー」と言われてしまう現実は、受け入れがたいのではないでしょうか。
そういった状況が続けば、自分にはどんな価値があるのか・・と悩んでしまうこともあるでしょう。

が、ポジティブにとらえれば、それは「自分を見つめ直すいい機会でもある」ということです。

自分の強みとはなんなのか。
自分の得意なことはどのようなことなのか。
自分を効果的にアピールするにはどのように振る舞ったらよいのかなど・・。

こうした点をしっかりと知っていて、効果的にアピールできる人は、企業からのラブコールも受けやすいものです。

就職活動をする際には、自分を相手にアピールするためのコツがあります。
就活をする上での知恵ともいえるでしょう。

まず第一に、だれでも気軽に実践できる知恵が、「自分だけのオリジナルの就活ノート」を作るということです。
その中に、自分のやりたいことや特性などをまとめておきましょう。
もちろん、自分が気になる企業についての情報なども記載しておくと便利です。
また、就活中は今までなかった「出会い」もあるものです。
集団面接中に、隣の人が「なるほど」と思えることを言ったら、ぜひメモして残しておきましょう。
自分らしくアレンジして、次の面接への力に変えることができるでしょう。

このノートには、自分の努力、そして成長の跡が残ることになります。
もし一つの会社がダメだったとしても、「次はもっとこんなところを気を付けてみよう」という反省に使うこともできるでしょう。
ぜひ記録に残しておくことをお勧めします。

また、就活の知恵として外せないのが、外見に関することです。
男女とも、どのような恰好で面接に臨むのか、どのような髪形で臨むのか。
女性の場合は、相手に好印象を与えるメイクというのも大事なポイントとなります。
企業の人事担当の方は、限られた面接時間の中であらゆることを判断したいと考えています。
もちろん自分なりの「個性」を大事にしたいという気持ちもわかりますが、「清潔感」に勝るものはないと覚えておきましょう。
実際、どのようなスタイルが好まれるのかは、業種によっても異なってきます。
自分が希望する業種ではどのような面接スタイルが好まれるのか、事前の勉強が必要となります。
ネット上で参考情報を探してもいいですし、OBの方に聞いてみるというのもひとつの手段と言えるでしょう。